芝生にキノコが生えると、景観を損なうだけでなく、芝生が枯れる原因にもなります。
キノコが生えたら、すぐに対処することが大切です。
キノコが生えたらどうする？
キノコが生えたら、まずはキノコの胞子を飛ばす前に取り除きましょう。
キノコの胞子は、風や雨によって飛散し他の場所に広がってしまいます。
そのため、キノコの「子実体」と呼ばれる地面に出ている部分を、刈り取ったり、抜いたりして取り除きましょう。
また、キノコは、土壌が湿潤で、栄養分が豊富な場所に生えやすいです。
そのため、芝生を健康に保つことでキノコの発生を抑えることができます。
具体的には、以下の方法を試してみてください。
- 芝生をこまめに刈り取り、芝生が密集して風通しを良くする
- 芝生の根に十分な酸素が届くように、定期的にエアレーションを行う
- 芝生が弱っている場合は、肥料を適量施す
キノコの発生がひどい場合は、殺菌剤を散布してキノコの菌を殺菌する方法もあります。
殺菌剤は、ホームセンターや園芸店で販売されています。
キノコの予防にはアルムグリーンが最適！
アルムグリーンは、芝生の根を強くして、キノコの発生を予防する効果がある殺菌剤です。
アルムグリーンに含まれる「アルム」は、土壌中の有機物を分解する微生物の働きを活性化させる効果があります。
これにより、土壌中の栄養分が分解され、芝生の根に吸収しやすくなります。
根が強くなると、芝生は病気にかかりにくくなり、キノコの発生も抑えることができます。
アルムグリーンの使い方は？
アルムグリーンの使用方法は、以下のとおりです。
-
- 芝生の表面に、均一に散布します。
- 散布後は、土になじむように水やりをします。
使用量は、芝生の状態や気候によって異なりますが、一般的には、
3～11月の間
1～2回/月の頻度で
1～2ml/L(0.1～0.2vol%)に希釈して使用します。
アルムグリーンは安全性が高く人や動物への影響は少ないです。
使用後は手や顔をよく洗いましょう。
キノコが大量に生えた！殺菌剤は何がいいの？
キノコが大量に生えた場合は、殺菌剤を散布してキノコの菌を殺菌するのが効果的です。
殺菌剤の種類はフェアリーリング病に効果があるものであれば、どれでも構いません。
以下に、代表的な殺菌剤をいくつかご紹介します。
グラステン水和剤
サプロール乳剤
タフシーバ
これらの殺菌剤は、サプロール以外ホームセンターや園芸店で販売されてることは少ないです。
ネット通販を利用して購入することをお勧めします。
また展着剤を使うとより効果的に使用できます。
殺菌剤を使用する場合は、使用説明書をよく読んで、正しく使用するようにしましょう。
芝生に生えたキノコの予防と対処法まとめ
芝生にキノコが生えたら、すぐに対処することが大切です。
キノコの胞子を飛ばす前に取り除き、芝生を健康に保つことで、キノコの発生を予防しましょう。