カレンダー 月別管理

6月の芝生の管理

「本ページはプロモーションが含まれています」

6月は気温も上がり雨量も増え芝生の成長が活発になる季節です。

しかし、梅雨入りして雨量が増え病気や害虫の被害も増える時期でもあります。

ここでは、6月の芝生管理のポイントを病気予防と害虫対策に重点を置いてご紹介します。

芝生 6月の水やりのコツ

6月は気温が高くなり土壌の乾燥が進むため水やりが重要です。

ただし雨量が多い場合や梅雨時期に必要以上に水やりをする必要はありません

メモ

水持ちのいい土壌の場合は水やりは少なく

水持ちの悪い土壌の場合は水やりを多めに

早朝か夕方に深く浸透するように水をやることで芝生の根が深く張り乾燥に強くなります。

芝生の6月の肥料の量は?

6月は芝生の成長が盛んな時期なので、肥料を適切に与えることが大切です。

今まで肥料を与えていなかった場合はこの時期が夏前の最後のタイミングになります。

今のうちに肥料を与えましょう。

ただし、肥料の与えすぎは逆効果になることもあるので説明書に従い適量を守りましょう。

注意ポイント

病気が出ているときは肥料が原因の場合もあるので肥料は避けます。

※病気にもよります

芝生の6月の芝刈りの頻度は?

芝生の成長が早いため、芝刈りは週に1回程度行います。

刈り高さは15~25mm程度を目安にし、一度にあまり短く刈らないように注意しましょう。

短く刈りすぎると芝生が弱り、病気の原因となります。

病気が出ている場合は芝刈りで病気を他の場所に広げてしまう場合があります。

病気が出てる箇所の芝刈りは避け、殺菌剤を撒いき病気が収まってから芝刈りをしましょう。

芝生で6月に発生する病気と予防法

6月に発生しやすい芝生の病気としては、さび病、ダラースポット病、ラージパッチなどがあります。

これらの病気を予防するためには、以下の点に注意します。

さび病

葉にオレンジ色の斑点ができる病気です。

湿度が高いと発生しやすいので、芝生が過度に湿らないように管理します。

直接芝生が枯れる病気ではありませんが、

発生した場合は、適切な殺菌剤を散布して対処します。

ダラースポット病

小さな黄色い斑点が広がる病気です。

窒素不足が原因となることが多いため、適切な施肥を行いましょう。

発生初期には殺菌剤で対応できます。

ラージパッチ

環状に広がる茶色の斑点が特徴です。

湿潤な条件下で発生しやすいため過度な水やりを避け通気性を確保することが予防のポイントです。

芝生に6月に発生する害虫対策

6月はコガネムシの幼虫やシバツトガなどの害虫が活動を開始する時期です。

これらの害虫は芝生の根や葉を食害し、芝生を弱らせます。

害虫にはフルスウィングが色々な害虫に適応があり、お勧めです。

コガネムシ

成虫

  • コガネムシの成虫は、体長10~20mmほどの昆虫で。
  • 金属光沢のある緑色や茶色の体を持っています。
  • 成虫は主に植物の葉や花を食害しますが、芝生にはそれほど被害を及ぼしません。

幼虫

  • 幼虫は「コガネムシの幼虫」または「コガネムシの幼虫虫」として知られています。
  • 幼虫は白色で、丸まった形をしており、体長は20~30mm程度になります。
  • 幼虫は地中に潜り、芝生の根を食害します。

被害の症状

  • 芝生の黄変: 芝生が部分的に黄色く変色し、健康を損ないます。
  • 芝生の剥がれ: 芝生の根が食害されるため、簡単に剥がれてしまうことがあります。
  • 芝生の枯死: 被害が進行すると、芝生全体が枯死してしまいます。

シバツトガ

成虫

  • シバツトガの成虫は、小型の蛾で、夜行性です。
  • 体長は約10mm程度で、灰褐色の翅を持っています。
  • 成虫は芝生に産卵し、孵化した幼虫が芝生を食害します。

幼虫

  • 幼虫は小さな芋虫のような形状で、体長は10mmから20mm程度になります。
  • 幼虫の色は緑色から褐色で、芝生の茎や葉を食べることで被害をもたらします。
  • 主に地表付近に生息し、芝生の根元や茎を食害します。

被害の症状

  • 枯れ斑: 芝生に不規則な枯れ斑が発生し、全体的に見た目が悪くなります。
  • 薄くなる: 芝生が部分的に薄くなり、密度が低くなります。
  • 色の変化: 被害を受けた芝生は黄色や茶色に変色します。

芝生の6月における雑草対策

6月は雑草も成長する時期です。

雑草を放置すると芝生の成長を妨げるだけでなく病害虫の温床となります。

定期的に雑草を手で抜くか、適切な除草剤を使用して管理しましょう。

芝生の6月に行うエアレーションとサッチング

エアレーションは芝生の土壌に穴を開け、通気性を改善する作業です。

6月はエアレーションを行うのに適した時期です。

エアレーションを行うことで根の成長が促進され芝生全体の健康が向上します。

芝生の病気予防のためにサッチングを行う時期です。

サッチが溜まっていると病気の温床になります。

サッチを取り除くことで病気を防ぐことができます。

芝生の6月の目土入れ

目土入れは芝生の凸凹を修正し平らにするための作業です。

特に今年芝張りしたお庭の場合目地がへこんでしまってるはずです。

目土は排水性の良い土や砂を使用し薄く均一に撒きます。

これにより、芝生の根の発育が促進され密度の高い美しい芝生になります。

6月に行う芝生の修復作業

6月はダメージを受けた芝生の回復を促す時期です。

大きく枯れた個所の芝生をはがし芝を張り替えます。

小さい枯れの場合は張り替えをせず、周りから芝生が伸びるのを待っても良いです。

成長を促すため枯れた個所に目土を行います。

リカバリー作業をしっかり行うことで、夏の暑さにも耐えられる強い芝生を育てることができます。

芝生 6月の環境改善

芝生にとって良い環境を整えることは、病気や害虫を予防する上で重要です。

土壌の通気性や排水性を改善し、日当たりを確保することがポイントです。

必要に応じて、樹木の剪定や土壌改良を行いましょう。

6月の芝生管理は、病気予防と害虫対策に重点を置くことがポイントです。

定期的な手入れと適切な管理を行うことで、健康で美しい芝生を維持することができます。

-カレンダー, 月別管理